等々力緑地に区民の方が大集合。ステージ前の模擬店ひろばには長蛇の列が
中原区で毎年区民の皆さんに親しまれている 「中原区民祭」 。
町内会や自治会など、地元の関係諸団体で構成された実行委員会によって主催され、区内に暮らす老若男女が集う行事です。
今年は 10 月 16 日 (日) に 「第 38 回 なかはら “ゆめ” 区民祭」 と銘打って、等々力緑地にて開催されました。午前中はあいにくの曇り空でしたが、午後からは快晴に!絶好のお祭り日和となりました。
なかはら “ゆめ” 区民祭は等々力緑地の催し物広場を中心に、とどろきアリーナ、市民ミュージアム、補助競技場など広範囲を使用して行われています。
催し物広場に足を踏み入れると、そこには手作り感あふれる模擬店が立ち並び、楽しそうにそぞろ歩くお客様で賑わっています。焼きそばや焼き鳥といった屋台の前には、長蛇の列ができていました。
そしてステージのいろいろな演目も注目を集めていました。
子どもたちのはじけるようなキッズダンスやチアリーディング、フラダンスを目を細めながら楽しんでいらっしゃる年配の方の姿も印象的でした。
体験ひろばにはちびっこ消防士さんやちびっこ警察官がいっぱい!
大にぎわいだったのが、市民ミュージアム前の体験ひろばです。
川崎市消防救助隊発足 50 周年を記念して、震災工作車が展示されており、ちびっこたちが消防士の制服を着て写真を撮れる特設コーナーが。可愛い消防士さんたちがポーズを決めていましたよ。
他にも、自衛隊コーナーや白バイ乗車体験コーナー、ごみ処理車乗車体験コーナーなど、それぞれの制服を着こなした子どもたちと保護者の方でごった返していました。
こういう体験や現役の消防士さんや警察官の方とのふれあいが、子どもたちの職業への憧れを育てるのかもしれませんね。
市民ミュージアム、とどろきアリーナ、ちびっこサッカーひろばなど、各所でイベント盛りだくさん
体験ひろばを抜けた市民ミュージアムでは、 「みる・きく・あそぶ ミュージアムまるごと体験」 として展示ガイドやワークショップ、昔の遊び体験などミュージアムボランティアさんによりイベントを開催されています。ちびっこサッカーひろばでも、午前中に 「川崎フロンターレサッカー教室」 が開催されており、多くのサッカー少年がそれぞれのユニフォーム姿で参加していました。さらに、とどろきアリーナでは行政相談コーナーや富士通の植物工場の紹介、体力測定コーナーなどがあり、こちらは大人の方々で賑わっていました。
他にも、新城神社へ向けての “みこし・はやしパレード” や、お祭りひろばでスクエアダンス、民謡おどりや阿波おどりなどで盛り上がり、川崎市消防音楽隊の演奏にも遭遇。広い等々力緑地のあちこちで、さまざまな催し物が同時進行で行われており、本当に盛りだくさん。朝10時から夕方まで、一日中楽しむことができました。
中原区民や関係者の方々の手作り感のあふれる 「なかはら “ゆめ” 区民祭」 、若いファミリーや、お年を召した方まで、世代を問わず楽しめる工夫でいっぱい。川崎フロンターレや富士通など、地元のチームや企業も参加して一緒にお祭りを盛り上げている様子も印象的でした。まさに 『中原区民の祭典』 といった活況を味わうことができました。